市民の「ちから」で「まち」をつくる。

第5回『市民共同発電勉強会』レポート

6月22日(日)に東根職業訓練校を会場に、第5回となる『市民共同発電勉強会』を開催いたしました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございます。

今回はリフォームシオン代表の大山和宏さんを講師としてお招きしました。
第5回勉強会_1


まずは大山さんより、ドイツの小さな村で地域の住民たちが自らの手で発電所を作るまでを追ったドキュメンタリー映画『シェーナウの想い』をご紹介いただき、全員で観賞しました。
地域内で生産したエネルギーを地域住民に還元する構造は、自立した地域づくりに大いに参考となるものでした。
第5回勉強会_2


映画の観賞後は大山さんより、出資者と場所の提供者とをマッチングさせた「屋根ともソーラー発電」の取組みについてお話しいただきました。

「屋根ともソーラー発電」とは全量買い取りの環境にない人たちに道を開いたモデルです。
このモデルの利点となるのは、

    ・個別では発電しても余剰買取になってしまう
    ・屋根の位置や角度が発電に適さない

などの欠点をマッチングによってカバーできるところにあります。
実際の稼働実績等を提示していただきながら、出席者からの沢山の質問にお答えいただきました。
第5回勉強会_4
第5回勉強会_5
第5回勉強会_6


さて、市民共同発電勉強会は今回で一区切り。
これからは全5回で学んだ内容を元に、市民の手による太陽光発電所の設立を目指してまいります。

講師の大山さんはじめ、ご参加いただいた皆さま誠にありがとうございました。